グアムの無差別殺傷事件

　グアムの無差別殺傷事件が2月12日午後10時起きてしまった。グアムの観光客の８０％は日本人といわれており、はかなくも日本人13人の死傷者うち3人のかたが亡くなってしまった。
　私の今までの経験で海外旅行において注意する点は以下の通りです。

１．日本での常識は世界の非常識
　若い女性が夜、飲み歩いていても、ほとんどといっていいほど危険な繁華街はありません。しかし外国は不要不急の夜の外出は避けるべきです。特に人通りの少ない夜道は複数の連れがいても決して避けてください。自ら”Hold up”してくださいと言っているようなものです。これは男性も同様です。

２．危険を感じる直感を大切に
　「何か変だな」、「おかしな雰囲気だな」と感じたときはまずその場を立ち去ることが賢明です。好奇心で自ら感じたほうへ向かうなんて事は絶対に避けるべきです。私自身、南の島で自転車で島の中のジャングルを走っていて、急にスコールが降り出して、雨宿りをしていると、用も無い若い男が道からジャングルを出たり入ったりしているのを見かけたことがあります。後で聞くとその島はマリファナを栽培していることで有名だとの事。警察に釣りの許可証を取りに言ったときも地図を見ながら「この辺りは行かないほうがいいよ。」と警官が言うので「どうして？」と聞いても答えてくれませんでした。・・・現地の人は観光が収入源で「この島は危ないから帰りなさい」とは決して言いません。変に感じる直感は本来人間に備わっているものです。同じ次元で夜の酒場も感じたときはホテルにさっさと帰るべきです。

３．男性は"女"、女性は"男"に気をつけるべし
　南の島でちょっと恋のアバンチュールでもと考える人は多いです。でもその場合95%はあなたの金目当てと考えていいでしょう。親切そうに話しかけられても深入りを避けてください。「有難う」でそれ以上の接触を避けてください。日本人はまさしく鴨が葱をしょってる状態と現地の人の目には映っています。ちなみに私の場合、親切そうに近づいてきた男性は"ポン引き"でした。

４．海に注意
　南の島は遠浅の海岸が多く安心なんて考えは捨ててください。大体が珊瑚でできた島なので遠浅は当たり前ですが、海流の流れは予想がつきません。潮の満ち引き時は想像以上の流れが発生します。私の友人はその潮に流されて溺れ死んでしまいました。彼は学生時代、水泳の選手でした。後で聞くとそこは現地の人は決して泳がない場所だと知りました。現地の人の情報をしっかりと仕入れて守るように。