酸性食品とアルカリ性食品

食べ物は、それぞれの食材に含まれるミネラルの種類と量によって、アルカリ性食品と酸性食品に分けることができます。
アルカリ性食品には、野菜や海藻、きのこなどがあります。
肉類や乳製品、アルコール類などは酸性食品です。

人間が健康でいるためには体液（血液や細胞液）が弱いアルカリ性に保たれている必要があります。
酸性食品に偏った食生活を続けていると、体液の酸・アルカリのバランスをとるために、体内に入ってきた過剰な酸性物質を排出するはたらきを行います。
そのとき腎臓に大きな負担がかかってしまい、尿酸が増えて痛風が起こったり、糖尿性腎症を悪化させたりします。
また、体液が酸性化すると血が黒くにごり、排泄障害、内臓機能の低下、慢性病などになりがちです。
体のためにはアルカリ性食品を食べて、酸性を中和させる必要があります。

酸性化を防ぐためにはアルカリ食品で中和させなければなりません。
たとえば優秀なアルカリ食品に梅干しがあります。
酸性の強い牛肉を100グラム食べた場合、梅干しならば5グラムの摂取量で中和してくれるそうです。
ステーキに梅ごはんなどは相性が良い取り合わせです。