セアカゴケグモはこんなところにいる、咬まれた時の対処

セアカゴケグモが
関東まで繁殖エリアを拡大しているとニュースがありました。

重症化すると筋肉がまひするなどの症状が現れます。
これまでに、国内で死亡した事例は確認されていません。
小児や高齢者は症状が重くなる恐れがあるので注意が必要です。

日常生活でも誰とでも接触する危険がありそうなので、情報まとめてみようと思いました。




《こんな時に注意》
1.
排水路の清掃をするときに、
ふた（グレーチング：画像2）の裏にいたクモに触れてしまう。
（作業する際には軍手やゴム手袋を着用し、ズボンの裾からも入り込まないように注意。）


2.
植木の手入れ時に、植木鉢で隠れていたクモに触れてしまう。


3.
公園の砂場の遊具、ゴムのタイヤなどで遊ぶ時に触れてしまう。




《咬まれたときの症状》
咬まれると・・・
はじめはチクッと針で刺したような痛みを感じます。
やがて咬まれた部分のまわりが腫れて赤くなります。
痛みは次第に全身に広がります。

悪化すると、多量の汗をかいたり、
さむけ、はき気などがあらわれることもあります。

通常は、数日から数ヶ月で回復する例が多く、
咬まれても重症になることはほとんどありません。

《咬まれたときの処置》
万が一クモに咬まれたら、毒を温水や石けん水で洗いおとします。
多少出血があっても、包帯や止血帯はしないほうが良いです。
できるだけ早く病院に行って治療を受けることが大切です。
（病院には咬まれたクモを処分して持参すると、適切な治療につながります。）


以上、
セアカコゲグモは、今後も日本で繁殖エリアを拡大していくと推測できますので注意が必要です。