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クラゲに刺されたら?その種類と発生時期

Aug 27, 2015 09:30:23
Category: Outdoor Marine Sports Ocean・Beach
 

【クラゲの発生時期】
海水浴の時期としては、クラゲが出現するお盆の前までなんて言われていますが、基本的にクラゲは一年中生息しています。
なのでクラゲと全く遭遇しない安全な時期というのはありません。
しかし、時期によって発生する数が変わってくるので注意する事はできるのです。
なぜ「海水浴はお盆の前まで」と言われているのかというと、アンドンクラゲを基準にされている為です。
アンドンクラゲはポプリ期と呼ばれる子供の時期から、大人に成長するのが大体お盆過ぎだといわれています。
また水温は気温の二ヶ月遅れといわれているため、10月ぐらいまでは成長期がつづくのです。
ただし、温暖化などの理由により8月上旬に大量発生する可能性も十分にありますし、アンドンクラゲの数が他の月に比べて増えるというだけで基本的には、常に生息しています。
なので風向きや海流の影響によっては、7月に大量発生を見かけるという事もあるのです。

【刺されたら病院に行く】
まず刺されたらすぐに病院に行きましょう。
そのまま放っておくと、クラゲの種類によっては大変危険なものもあります。
また弱い毒性のクラゲでも傷跡が残ったり、痒みがいつまでもひかないということがありますので、応急処置をした後に必ず病院にいきましょう。

【応急処置】
①洗い流す
まず海水で刺されたところを優しく洗い流します。
真水だと浸透圧などの関係でさらにヒドくなる事もありますので、海水で優しく洗い流してください。

②触手を抜く
刺されたときにそのままクラゲの触手が残っている場合があります。
そんなときは触手をそのままにしておくと、また刺される場合がありますので早急に抜いてあげましょう。
ここで注意してほしいのは、絶対に素手で抜こうとはしないでください。
素手で抜こうとすると、手まで刺されてしまう危険がありますので、手袋かピンセット、最悪ハンカチなどを当てて抜くようにしてください。

③暖める、冷やす
暖めるか冷やすか、コレは専門家でも意見が分かれています。

暖める場合
クラゲの毒の主成分はタンパク性毒であり、タンパク性の毒は40度以上の熱に弱い特徴があります。
この処置で悪化するというクラゲは存在しないので痛みがすぐに軽減されます。
ただし熱で血管が広がって毒が回りやすくなるという説もあり、暖める場合の処置方法は乾いた暖かい砂で暖めるといいと言われています。

冷やす場合
刺された箇所は腫れて熱を持つため、冷やして血管を収縮させてあげて、痛みを和らげてあげます。
冷やす場合は、冷たいペットボトルの飲み物などで冷やしてあげるといいでしょう。
また複数回刺されると、蜂と同じように「アナフィラキシーショック」を起こす可能性もあるため、応急処置が済んだらすぐに病院に行くようにしましょう。

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